セカンドポジション
世の中には「アイツさえいなければ、アイツがいるばっかりにオレが一番になれない。」と言われるパターンがよくあるものです。

古くは、王、長嶋の時の田淵、野村。最近では強すぎる朝青龍のために日の目を見ない、魁皇や千代大海などもそれと言って良いかもしれません。
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類いまれなる声帯を持って生まれた天才シンガーはこの人、ご存知マライアキャリー。この人も一等賞になれてないと思うときがあります。直球勝負の本格派、セリーヌディオンと比べると変化球でかわす技能派のように思います。

いつものように岩本氏から送ってもらったDVDはアメリカンミュージックアワード。彼女がオープニングで登場。この賞はグラミーとは違う音楽賞ですが、権威という点ではグラミーに一歩譲るところです。実はグラミーのオープニングをマドンナと激しく争った結果、主役の座を奪われてしまったそうです。「」という点でもマドンナには勝てなかったということです。

プロの野球チームの場合、変化球を多用するピッチャーがエースと呼ばれることは少ないのではないでしょうか。日本の人達は、高い声が出せたり、音域が広かったりする歌手を、より評価する場合が多いようですが、世界ではそればかりではありません。

そこには、その人のいるべき本当の場所というものが見えてくる気がするのです。
by ori2yellow | 2006-04-24 00:00 | 音楽


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