休日の贅沢

太田さんはカワサキのW650に乗って魚河岸に仕入れに行くすし屋さんです。お父上と一緒に握ってます。

もともと江戸前の鮨は庶民の食べ物で、銭湯の帰りに屋台でちょっとつまむといったファストフードでした。「箸なんざぁつかうのは粋じゃねぇ。おうおうっ、そんなに醤油どぼどぼつけるんじゃねぇやいっ。」ってな具合です。お客が帰りながら暖簾で手を拭くので、繁盛しているところほど暖簾が汚れてたそうです。

「太田鮨」さんは人形町のメインストリートから一本入ったところにあるとっても雰囲気のあるお店です。今日は銀座で買い物したついでにちょっとリッチにお昼を人形町でご馳走になりました。とてもおいしかったです。こんなご主人に握ってもらうだけでも恐縮してしまいますね。贅沢なものです。