台風一家
「へ~、台風にも父ちゃんや母ちゃんが居るんだ~。」
子供の頃、台風にもご家族が居るんだと思っていたことは別として、台風が過ぎ去った昨日の朝、マンションでこんな「予防対策」を施したバイクを発見。このフォルツァのオーナーが心配するほどバイクはヤワではありませんが。バイクを大切にする気持ちが伝わってきてほほえましいです。
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そこで。

よくある質問

バイクはどこまで水に浸けても良いのか。
走っていて前方に水溜りがあったら、普通の人は避けるか停まるかするものですが、非日常がうれしくて嬉々として突撃してしまうおバカなバイク乗りは決して一人ではありません。しかし、水位もエアクリーナーの高さまでにしないと色々と痛い目にあいます。キャブを通してエンジン内部に水が浸入しますと、最悪エンジンを壊してしまいます。特に2サイクルはクランクベアリングが錆びてしまうことがよくあり、廃車になるケースが多いです。
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もし、水に突っ込んでしまってから予想外に水深があることに気が付いた時には決してアクセルを閉じてはいけません。エンジンが止まってしまったらアウト。出来る限り脱出を考えてエンジンを回し続けることです。そして、脱出できたらなるべくエンジンを止めずに空ぶかしを続けるのがいいでしょう。エンジン内部を乾燥させるのが目的です。

尚、スクーターのようなボディ形状のバイクはアンダーカウルまでの深さ以上の冒険は避けるべきです。エアクリーナーまではまだ余裕がありますが、その前にアンダーカウルが「ボート」と化してしまい、タイヤが地面から浮いてしまうと思います。まあ、危うきに近づくのがバイク乗りでもありますが。

でも、結構楽しいのよね~。特に、オフロードバイクなんかだと最高。
by ori2yellow | 2007-09-09 00:00 | バイク


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