関が原かもしれない
大人の男女が同居を始めた場合、大きくもめる原因のひとつに、「味覚の格差」というのがあります。一応、私にも経験がありますが、その人の生まれ育った地域や環境は時として夫婦喧嘩のタネになったりすることさえあります。
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関が原かもしれない_c0024020_2211479.jpg昨日食べたこれは大きく評価が分かれるところかも知れません。何気なしに入った亀戸の裏通りにある焼き鳥やさんなのかな?夜は私には縁がありませんが、昼のランチを食べてみました。

親子丼なのですが、このスタイルは初めてです。ご飯の上に乗ったタマゴは、だしを含んだフルフルの半熟。タマネギなどの具はまったく無し。そして、その上には炭火であぶった塩味の鶏肉が乗ります。味があり、歯ごたえのある地鶏は大変香ばしく、タマゴと対照的なのがおもしろいです。息もつかず食べてしまいました。大変おいしかったです。

ただし、だしがたっぷりで、いわゆるツユダク。いや、ツユダクダク。ご飯にも甘めのだしがたくさん含まれてます。関西スタイルと言って良いかもしれません。東京の丼物は甘くない濃い目の汁が少しで、ご飯にもあまりしみてないのが普通のようです。本当の江戸っ子には、これはどうなんでしょう。私なんて思わぬおいしさに超ゴキゲン。浮かれついでに、またまた船橋屋でくず餅たべてしまいました。「亀戸でも珠玉のフルコース」




道草
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by ori2yellow | 2006-04-15 00:00 | 食べ物


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