いよいよ
トップ13が決まり、やっと本戦突入のアメリカンアイドルシーズン8。去年にも増してレベルの高いメンバーがそろいました。特に今年の男子は、みんなすぐにでもデビューできそうな実力者ぞろい。普通8年も番組を続けていれば出場者のレベルが下がってくると思うのだが、アメリカは底が知れない。

元々シンガーに対する考え方が日本のそれとは違う気がします。評価の仕方が違うし、そもそも価値観が違う。「うまい歌い手」というのがどんなものか、ということを考えると両者の座標軸がかなりずれている気がします。どちらが正しいかなんて決めるのはナンセンスですが、私は「うまい歌い手」の歌を聴くのが大好きです。
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今回のシーズン8。中でも群を抜いている実力者なのが、このアダム君。すでに反則と言ってもよいほどのうまさ。他の人達だってとてつもなく上手なのに、その人たちが高校野球でアダム君1人がプロ野球選手みたいなもの。ミュージカル俳優として活動していたという彼、今回はマイケルジャクソンの曲を、ボンジョビと、男になったセリーヌディオンが合体して歌ったような感じ。すでにスーパースターのレベル。

あまりに出来上がりすぎていてコンテストとしては楽しくなくなってしまうんじゃないの?と心配になってしまいます。見た目も日本人から見たら、この「濃さ」はどうかと思いますが、アメリカ人は、この雰囲気は大好きじゃないかな。人気も出るだろうし、絶対プロで成功するでしょう。今後、他の人たちがどう絡んでくるかも非常に楽しみですね。
by ori2yellow | 2009-04-07 00:00 | アメリカン・アイドル


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